おぼえがき

エンタメと日常記録のブログ

劇場で観た映画 2018年下半期

ハン・ソロ

ブリグズビー・ベア

ジュラシックワールド炎の王国

マンマ・ミーアヒアウィーゴー(2回)

ミッション・インポッシブルフォールアウト

オーシャンズ

カメラを止めるな!(2回)

アントマン&ワスプ

プーと大人になった僕

イコライザー

クワイエット・プレイス

ボヘミアンラプソディ

ヴェノム

ビリオネアボーイズクラブ

ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生

ヘレディタリー

 

思ったほど観ていなかった。

カメラを止めるな!は近所の劇場に来るまで必死にネタバレ回避してきただけあってめちゃくちゃ楽しめた。二回目は最初から笑ってしまったし、カメ止め芸人のイベントをルミネまで見に行ってしまった。監督やキャストの方々の裏話が色々と聞けて楽しかった。

下半期はヴェノムがとにかく楽しみで、滅茶苦茶面白かった。エディとヴェノム、可愛い。もう一度見たかったのに、公開していた11月は咳風邪にやられてしまい、行くに行けなかった。残念無念。

ヘレディタリーは、めちゃこわホラーと言われて行ったけれどそんなでもなかったかな。日本の仄暗い映画の方がよっぽど怖い気がする。凶悪とか愚行録とか。

ボヘミアン・ラプソディはいわずもがな。ライブシーンで胸が震えて涙が止まらなかった。映像であんなになったのは初めての体験だった。

今やってる「来る」をすごく観たいんだけど行けるか微妙だな〜。

 

とにかく来年も、観たい作品が年明けから目白押しなので元気でいなければ。

 

劇場で観た映画 2018年上半期

今年はもう映画館に行けそうにないので、総括です。

とりあえず上半期、6月までに観た映画を。

 

ギフテッド 

キングスマンゴールデンサークル(11回)

グレイテストショーマン  

サニー32

blank13

ブラックパンサー

シェイプオブウォーター

リメンバーミー

トゥームレイダー

ヴァレリアン

レッドスパロー

ジュマンジ

パシフィックリム

レディープレイヤーワン(2回)

アベンジャーズインフィニティウォー(2回)

ランペイジ巨獣大乱闘

ピーターラビット

孤狼の血

犬ヶ島

デットプール(2回)

ワンダー君は太陽

ニンジャバットマン

 

内容をよく理解したいので、本当は二回観たいんだけどなかなか時間が無くて一度しか観られない作品が多かった。

 

今年も色々観たけれど、やっぱりキングスマンゴールデンサークルの公開がすべてかもしれない。

キングスマンは前作(シークレットサービス)で私の人生を変えられるほどハマってしまったので国内公開が本当に待ち遠しかった。海外は去年の九月公開で、洋画専用アカウントのフォロワさんの多くが海外に飛び先行鑑賞する中、自営業の私は海外まで飛べるわけもなく、その様子をただ歯を食いしばって傍観していた辛い日々も、公開すれば全てチャラ。

公開日の1/5は金曜日。レイトショーを予約して、その日一日はあまりに楽しみすぎて仕事にならなくて、鑑賞後は放心状態でクラクラと眩暈がして足元がおぼつかなくて帰宅したのを思い出す。内容もあまり覚えていなくて翌日レイトでまた見に行った。その後は公開中にどれだけ行けるか、休みは一日中映画館に籠り、字幕吹き替えを交互に見たり、スクリーンXを見たくてお台場まで行ったり、IMAX、4DX、スクリーンX、あらゆる方法で公開されていたモノはとりあえず制覇して結局11回行った。それでもまだ足りなかった。近所に劇場があれば……と何度悔やんだだろう。

 

全般に面白い作品ばかりだったけれど、サニーは大好きな白石監督だし瀧が出ているから行ったけど、イマイチだったなー(あくまでも個人の感想)。主人公がなんだか……。その後に観に行ったblank13は、ちょっと行ってみるかと軽い気持ちで観たんだけど、予想に反してとても良くてエンディング中、ポロポロと泣いていた。悲しい涙じゃなくて、心がほわーっと温かくなるような感じ。斎藤工監督すごいなと思った。

レディプレとアベンジャ-ズがほぼ同時期に公開されていて、どっちもすごく面白かったので二回ずつ見たけれど、アベンジャーズは続きが気になりすぎて大変!アントマンの終わり方もその伏線になっているし、どうなってしまうんだ。

 

2018年音楽ライブ記録

1/27 フラカンROLL ON 47 高崎クラブフリーズ

3/10 フラカンROLL ON 47 マイナビブリッツ

7/24 フラカン東京サマレスト2018 渋谷クラブクアトロ

8/4 フラカン(GOINGUNDERGROUNDツアー対バンゲスト) 熊谷さくらめいと 

10/20 怒髪天ドハツの日 新宿アンチノック

11/23 怒髪天一揆一友ツアー ヘブンズロック宇都宮

12/15 サンボマスター輝きだして走ってく ZeppDiverCityTokyo

 

今はもうこの三組しかライブには足を運んでいない。

 

フラカン熊谷でのライブは二階席もある大きなホールだった。ずーっとチケット発売中となっていたので、もしかしたら……と思ったら案の定一階席の半分までしか埋まっていなかった。それでも関係なく全力でやってくれるフラカンゴーイングを見ていたら、ジュリーってなんだろう、とあの騒動があった時、ちょっとだけ思いましたね。

 

ドハツの日は、池袋で昼過ぎまで、あるイベントに参加をして夕方新宿で旦那と合流して行ったのだけれど、元々体力がないのでライブ中も地蔵と化していた。幸い壁で寄りかかりながら観られたので比較的楽だったのだけど、この日は狭いライブハウスに限界まで客を入れたようだったので、フロアはギッチギチで酸素が明らかに少なかった。兄ィもヘロヘロになっていた感じ。アンコールはなし(笑)。

 

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全て行って良かったと思うものなのでどれがベストライブとは決められないけれど、ブログにも書いたサンボのライブは、最近ぼんやりとファンをやっていた自分の目を醒ましてくれた気がした。

 

来年のライブの幕開けは1/26、怒髪天。翌週はフラカンと続く。

2018年お笑いライブ記録

今年も多くはないものの、お笑いライブに行きました。

 

ザコシとRGの融合は発表になった時からワクワクしかなく、実際行ったら期待を遥かに超える面白さ、生涯行ったお笑いライブでも上位に食い込むレベルで終演後の笑い疲労がとにかく凄かった。

いつも日程が合わず行けなかったぶちラジ公開収録に行けたのも嬉しかったけれど、放送禁止がグローブ座で終わって走ってロフトプラスワンに移動したのはさすがに疲れた。

 

あと、下半期はなんといってもトムブラウンを知ったことが大きい。

M-1の予選動画で彼らを知って(みちおさんはおどおどオードリーでフレッシュジュースを作る人で知っていた)一回見た時から鷲掴みにされて病気のようにネタを見まくった。

決勝に行けた時は本当に嬉しくて、こんなにM-1当日が楽しみだったのは一回目から大会を見ていて初めてだったかもしれない。ハマってからは毎日「トムブラウン」をワード検索してツイートを探していた。

検索してお二人の事を知れば知るほど、魅力あふれるコンビにすっかり虜になってしまった。

大会前日にバティオスで彼らの漫才が見られると知って急いでチケットを買って生のネタを観られた時は感無量、無茶苦茶笑って幸せだった。すっと追いかけて行きたい芸人さんが久しぶりに現れた気がした。超絶に売れて欲しい。

 

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とにかく今年も全てのライブが、とても楽しかった。

 

来年は金属バットが観られたら嬉しい。

 

1/8 RGが120分あるあるを歌い続けハリウッドザコシショウが誇張モノマネし続けるのを浅越ゴエが120分実況解説する会 ルミネtheよしもと

2/16 南海キャンディーズ単独ライブ他力本願 東京グローブ座

4/14 さらば青春の光単独真っ二つ シブゲキ

6/16 南海キャンディーズ寄席 北沢タウンホール

7/21 ウエストランド単独FINE 新宿シアターサンモール

9/8 カンニング竹山放送禁止2018 東京グローブ座

9/8 ウエストランドのぶちラジ!公開収録 新宿ロフトプラスワン

10/9 カメラを止めるな芸人 ルミネtheよしもと

12/1 バティオスネタ祭り 新宿バティオス

12/15サンボマスターツアー2018ワンマンファイナル「輝きだして走ってく」ZeppDiverTokyo

私は一時期サンボを必死に追いかけていた。だが最近は、正直なところあまり乗れていなかった。
それでもライブは行ける時にやれば行く。ペースは年に一度くらいだろうか。2017年の武道館にも行った。
武道館当日は、サンボ初ということもありかなり盛り上がっていた。武道館だからといって、派手な演出もなく、ライブハウスでやっている時と変わらない、いつもの彼らだった。確かに良かったし行かなかったら後悔していただろう。
でも、直前までチケットを必死に売って完売したフラカンや30周年で遂に到達した怒髪天のような、やったぜ!すげえよ!とオープニングと共に涙無しには観れず感無量になったかというと……そこまででは、なかった。

サンボに少し距離を感じだしたのはいつからだろうか、とサイトでディスコグラフィーを調べてみてぼんやりわかったのは「終わらないミラクルの予感アルバム」が発売された頃。このツアーも、もちろん行っている。
常に挑戦的な彼らだから新しいものを作り出したかったのだろうか。この頃のサンボはサンプラーを使った音を取り入れた曲が多かった。
これに、私は戸惑ったのかもしれない。
元々電気グルーヴが好きで、サンプラーの音楽は嫌いではないはずなのに、違和感を感じたのはスリーピースバンドでゴリゴリのギター、ベース、ドラム音で作る楽曲が好きだったサンボマスターだったから。
この頃のライブで、マストアイテムのギターを持たずにマイク一本でステージを走り回って歌っているメンバーの「孤独とランデブー」を見た時に(私が見たいサンボは何処へ)とこの曲のサビでジャンピングをしながら、どうしようもない切なさを感じていたのだ。

私がサンボのライブに行き始めたのは2007年の両国国技館からだが、その頃の冴えない大人でむせかえるようなライブハウスフロアとはうってかわって最近は若いハツラツとした男女で溢れかえり、サークルモッシュなどが出来るバンドに変わっていた。
もちろんその後も彼らの楽曲やDVDがリリースされれば予約して購入している。でも封を開けるだけで聴かない、ライブ前に車の中で初めて聴くとかそんな感じだった。

今回のライブにもあまり思い入れはなく、ライブ当日がやってきた、じゃあ行こう、と仕事を終えて会場に向かった。
早めに着いたからグッズを買って駐車場に戻ろうと会場に着いたら販売を待つ列が本当に凄くて早々と諦めて車へ帰った。
あんなに買っていたグッズも若者向けデザインになってほとんど買わなくなった。ライブに参戦するのも、過去のツアーTで行っている。この日もそうだった。「きみのためにつよくなりたいツアー」のもの。これは最近だろうと思ってTシャツの日程を見たら8年前でゾッとしたのだが。

整理番号は60番台だった。2000人規模のライブハウスでFCもないサンボのCD先行予約でこの番号は超ラッキー。この番号が来月の同じ所である怒髪天ライブのチケットだったらいいのになあと思いつつ、入場が早かったぶん、フロアの一段上がった真正面というとても見やすい場所を確保することができた。年齢層は幅広いがやはり今回も若者が多い。
そしていつものようにモンキーマジックが流れてライブは始まった。
暗転してこの曲を聴くとやっぱりライブの始まる感じがして、いつもワクワクする。

 

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三人が出てきて一曲目「世界をかえさせておくれよ」で盛り上がる。すっかり定番になった曲。今夜もライブが始まった……と思った次の瞬間、このイントロは。
「これで自由になったのだ」じゃないか!
マジか!!!
開始前、古い曲やってくれたら泣いちゃうとツイートするほどすっかり古参になってしまった私。
マジで泣いちゃう……ことはこの時なくとも目は潤み、久しぶりに聴くこの曲でテンションが一気にブチ上がった。
これで自由になったのだ、これで自由になったのだと叫ぶように声を上げてしまう。
この曲が聴けただけでも、もう……と思う間もなく「青春狂騒曲」ええー!嬉し死ぬ!フロアも爆発してた。
その後は「オレたちの進む道を悲しみで閉ざさないで」ライブの新定番っぽい。みんなサビで飛んでいたけれど、この辺り聴き込んでないから少し静かになる私。
やばい、と思ったのは「可能性」からで、比較的新しい曲(といっても2015年)だけどかなり好きな曲だった。この曲を聴くと毎回グッときてしまうので、胸を熱くしていたら次の曲が「新しい朝」で、ついに涙腺が崩壊してしまった。

今日のセトリやばい。

そんな事を思い始めたら次の曲で卒倒した。
「あなたが人を裏切るなら僕は誰かを殺してしまったさ」
この曲、いつぶりだろう?
それくらいにライブで聴いていない曲だったし、初期の曲は身体に染み付いているくらい聴き込んでるから、崩壊した涙腺はもう理性で止めることは無理、首にかけたタオルを噛んでオイオイ声を上げて泣いていた。フロアの盛り上がりは「おっ?」というくらいだったかもしれないけど、私は嬉しすぎて失禁しそうだった。
「ロックンロールイズノッドデッド」からの「ラブソング」もなかなかにアツい流れで、この辺りから山ちゃんのMCが神がかってくる。
「あんたがた!」と何度もフロアに呼びかける。その言葉はまるで初期のライブを観ているかのような鋭さで私たち客の心をぶち抜いてきたのだ。
これだ。これが欲しかった。
サンボのライブで久しぶりに味わう感覚に酔っていて、気付いたら「ありがとうございます」とメンバーが去っていった。
え? 終わり? 早くない?
時計を見たら二時間が過ぎていた。
こんなに二時間があっという間だとは。旦那にも「早くない?」って聞いたら「早かった」と言ってきた。この感じも懐かしかった。
でも、アンコールがある。
ド定番の最近曲で終わるだろう、そう思ってたら「そのぬくもりに用がある」で、うんうん、最強の曲だよな、と思ってたら最後で「さよならベイビー」ひょえーーーーー!!!!
ありがとうございますありがとうございますありがとうございます!!!と大汗をかき、体力を振り絞るくらいに踊り狂い、手を挙げ、叫んだ。

放心状態でアンコールも終わり、Move on upが流れ出す。本当に終わった。終わって、しまった。


お台場にそびえ立つガンダムの姿、行きに見た時と帰りでは違う景色に見える、それくらいに衝撃を受けたライブだった気がした。
帰りの車内は私のサンボの原点となったアルバム「サンボマスターは君に語りかける」を聴きながら。
旦那も、やっぱり今日のライブはいつもと違って凄かったと、私と同じくらい衝撃を受けていたようで「なんか今日は両国を思い出したな」
ボソッと呟いた旦那の一言に私はうんうんと大きく頷いた。
両国国技館の全曲ライブは、私たちのサンボ初体験であり、生涯忘れることの出来ないライブだ。
つまり、それくらい最高の体験だったということ。


離れ気味だった気持ちを掴まれて、まだまだサンボが自分の人生に必要なのだ、俺たちをもっと見ろと一気に引き戻された、そんな夜だった。

どんなになったって、サンボマスターが、やっぱり私は好きみたいだ。