おぼえがき

エンタメと日常記録のブログ

治療記録……入院4日目(術後2日目)8/28

お腹の張りが酷くて何度も起きるけど、リカバリー室で過ごした夜を体験していれば、まだマシ。

ゴロゴロして、6時になったから起床。

少しして看護婦さんが点滴の様子を見に来てくれた時、尿管カテーテル取れるよ!と嬉しい報告。

しかも今朝から朝ごはん(お粥)も出るとの事。

カテーテル取れるなら一刻も早く取りたいよねと看護婦さんの粋な計らいで、朝ごはん前に取ってもらう。

うわーっ!自由度が一気に増す!!!

歩く時に腰の管を気にしなくていいの最高。歩いてすぐトイレに行った。

でも、ヘソ下を開腹してるから、出し切るのになんとなくチカラが入らなくて時間がかかる。拭く時前かがみになるのが辛い。ちょっとした事も、傷があると支障が出るんだなあと体感する。

ガスは相変わらず出ずに苦しいまま。お腹パンパン。うう、つらい。

7時に朝食が出た。術後初の食事。

お粥だけかと思ったら、お粥以外は普通のおかず。和食朝食って感じ。食べたら胃腸が動いてガスが出るかな?と期待して頑張って食べる。

結果、ガスは出なかった。お腹が動く感じはあるのに!

 

この日から点滴が24時間じゃなくなる。指定の数の点滴が終わったら、シャワーしていいよと許可が出る。やったー!早くさっぱりしたい。手首に刺さった点滴の針は、まだ翌日も点滴があるので抜かず、このビニールの腕輪を付けてシャワーしてね、と病院から支給される。

 

昼ごはんも、おかゆと普通のおかず。昼過ぎから、少しずつだけどガスが出始める。

横になって起きる動作が、昨日よりは楽になっている。わずかな回復だけど、嬉しい。

ただ、手術していた時に酸素の管みたいなものを喉に通していたのだろうか、目覚めた時に喉がいがらっぽく、痰が軽く絡むような状態が少し続いていた。ゴホン!と一度思い切り咳払いをすれば取れそうな程度なのだが、咳をすると下腹部にモロ響くので、軽めに喉をウゥーンと鳴らす事しか出来なかった。

昼休みに面会に来てくれた旦那が、コンビニで買ったホットのほうじ茶ペットボトルを買ってきてくれた。こんな夏の暑い最中、ホットボトルを売ってくれてありがとうセブンイレブン。病院の自販機は冷たい飲み物ばかりだったので、温かなお茶が飲みたかった。

それから毎昼、来てくれる時に買ってきてもらうようにした。

サーモスの水筒を持って来ていたので、それに入るだけ移す。冷めにくいので温かいままのお茶が飲める。最初、水筒要らないかなと思ったのに、こういう時に役立つとは。

18時に夕食、同じ頃に今日の分の点滴が終了。

18時半頃、術後初の大きい方のトイレ。

それから寝るまで6回も、痛みはないけど下痢がひどく、最後は水みたいだった(汚い話ですみません)。

今まで点滴で抗生物質を入れていたのと、今朝から急にご飯を開始したので胃腸がビックリしたっぽい。

20時過ぎにシャワー。言われた通りカバーして浴びたけど、ビショビショになった。意味がないw

 

21時過ぎに回って来た看護婦さんにお腹が壊れたと伝えたのだけど、点滴で色んな薬入れてるし、お薬飲むよりは水分摂って様子見しようと言われる。

さすがに下痢をしたので、お腹の張りはいつのまにか無くなっていた。

股からの出血は無くなってきた。

 

寝ながらツイッター見たりして、22時頃就寝。

 

治療記録……入院3日目(術後翌日)8/27

長い夜が明け、朝6時になるとバタバタと動き始める。看護婦さんが身体をホットタオルで拭いてくれるのがありがたい。

ベッドの自動リクライニングで身体を起こしてもらってそこで歯磨き。

身体に感じる初めての痛みとストレスからなのか、今まで感じた事がないくらいの肩凝りと鈍痛。あまりに痛すぎるので看護婦さんに言ったらロキソニンの湿布をくれて貼ってもらうとだいぶマシに。

さらに、肋骨が神経痛のようにキリキリと痛む。その事を一緒に相談すると、手術をするときに腹にガスを入れて膨らませるので、そのガスが抜けていない痛みのようだ。

ガスなんてすぐに抜けるだろうと思っていたのが大きな勘違い。傷の痛みとともに、このガスの痛みが術後におけるかなりの厄介者だった。

 

身体を起こしたままのベッドで雑誌を読んでいたら院長がチラッと様子を伺いに来る。

「本を読んでないでどんどん動いて。動かないと血栓できちゃう」

え、まだ術後数時間なのに!?

ニコッと笑うその笑顔怖いぃ〜!

とりあえずベッドの上でできることと思って、足の指を動かして、手をグーパーした。

少し動いても、身体に痛みが走るので、無理をせず、ジワジワと。

看護婦さんから、当初希望していたシャワーとトイレが付いた個室が午前中に空きそうだから、11時くらいまでココで待っててねと待機。その間に、私の前に手術した方は部屋に帰られて、空いたリカバリー室のベッドは、数分後、帝王切開した方が入ってきた。産婦人科に休みなし。入院してから、ずーっとどこかで赤ちゃんの泣き声がしていた。

 

10時半頃、リカバリー室を出る。

術後初めて歩くけど、ズボンから出るカテーテルの管が傷に当たる感じがして、点滴のガラガラを引きながら、腰曲がり老人のヨチヨチ歩きで新しい個室に行った。点滴のガラガラには尿を貯める袋が付いてるし、人間の尊厳なんてどこへやら。ただ、ただ、この痛みは何時良くなるんだろうとそればかり思っていた。

部屋に入る。

シャワーとトイレが付いている個室は、気分的にも解放される。少し値が張っても術後の回復をするには個室が良い。

歩かなきゃと部屋の中を歩こうとするけど、何歩進んだだけなのに食べてないし水分もとってないから、すぐ疲れて貧血みたいになってベッドに座り込む。

座る時も傷の痛み。少し動くにも、いかに腹筋を使っているのか、実感をする。

まだ術後数時間なんだから、しょうがない。肋間神経痛みたいな腹のガスはどんどん膨らんで苦しくなる。

 

その日は仕事が休みの日なので、面会開始時間から旦那が来てくれる。

動きたいけど、まだまだ傷が痛くてカテーテルはついてるし点滴もあるし、自分が思うようには動けない。でも、部屋にはテレビがあるのでかなり気が紛れる。部屋に戻ってすぐに「生還した」とツイートしたらフォロワさんが沢山反応して下さったのが嬉しかった。チマチマと、ゆっくりと、返信する。

タイムラインもチェックしたいんだけど、追う元気がまだなかった。

横になろうとしても、傷の痛みと腹が張るので、ゴローン!と勢いよく動けない。点滴の管もあるから反対側に寝返りも打てない。

 

夜ごはんの時間。もちろんご飯はなし。でも、なんと暖かなほうじ茶が一杯出た!

コレが本当に嬉しかった!

口から水分が摂れる喜び……ゆっくり噛み締めながら一杯のお茶を楽しむ。

同時に、水分補給の許可が出たので自販機で水とお茶のペットボトルを買ってきてもらう。でも冷たいのしか無かったので、持ってきた蓋つきのプラコップ(100均で購入)に移して常温に戻してチビチビ飲む。

口から水分が入ると、お腹が少しずつ動いてガスがゴロゴロいう。でも、出る気配が全くない。うーん、本当に苦しい。

21時過ぎに就寝したけど、腹の張りが酷くて何度も目が覚めてあまり寝られなかった。リカバリー室の時ほどじゃないけれど、とにかく胃腸が動いてくれ、ガスが早く出て欲しい!!

治療記録……入院2日目(手術当日)8/26

安定剤のおかげでよく眠れた。21時過ぎに寝たので6時に目が覚める。

貰ったポカリを冷蔵庫から出して10時までに飲む。

8時半から点滴開始。この時から24時間点滴になる。

一本目の点滴をしながら、浣腸する。人生初の浣腸。2、3分待ってからね、と言われても待てるわけもなく……。

この時、今日の手術は二人目だから夕方くらいかなとわかり、それまでとにかく部屋で待機。

点滴をされながらひたすら待つ。夕方になってもお呼びがかからない。不安や緊張感は不思議となかった。もうなるようにしかならないと思っていたので。

 

18時頃、やっと部屋移動の指示が出る。術後の夜過ごすリカバリー室へ荷物を移動して、そこのベッドでまた待つ。尿管カテーテルを入れられる。痛かった。

前の人が終わったかなと思ったんだけど、その人が麻酔からなかなか覚めないのかバタバタと終わらない。後から聞いたのだが、その人は13時から手術だったらしく、結局6時間かかったようだ。

 

呼ばれて、点滴をガラガラさせながら手術台の上に寝て、麻酔のマスクを付けられる。3秒で意識なくなるのかと思ったら、もっとかかるじゃんと思っていた途端、気付いたらリカバリー室のベッドの上だった。

朦朧とした意識の中、目の前の時計だけを確認した。21時20分。約2時間半の手術だった。旦那の声もしたけど、ぼんやり。

旦那は取った筋腫を見せて貰ったようだが、ボコボコと砂肝のような物が何個かあったらしい。私は見ていない。ただ、腹の傷を見ると、ヘソから腹腔鏡を入れた傷と、ヘソの下に一文字に切った10センチほどの傷があったので、そこから取ったのだろう。

 

手術の夜はリカバリー室で、もう一人の手術した方(オバさんのようだった)と一緒に過ごす。

麻酔が切れてきたら、やっぱり痛い。もう一人の方が、ずーっと痰を吐くような音を立てていて、申し訳ないがそれがとにかく不快で、身体の痛みも相まって最悪の夜だった。

時間が全然過ぎない。

夜中に痛み止めの注射をしてもらうと少しはマシになったが、ウトウト……とすると、隣からオゲーッペッ、と痰を吐く音、睡魔と痛みと不快音と、本当にしんどかった。

 

「明けない夜はない」

 

この言葉がこれほど沁みることはなかった。

ずーっと心の中で唱えながら、進まない時計の針とにらめっこしながら、窓の外が明るくなるのを見て、やっと朝がきた……と安堵するのだった。

 

 

追記………術後の出血があるので、カテーテルが入っているのもあり、マジックテープで着脱できるようなパンツを身につけられ、そこにナプキンを付けられる。カテーテルが取れるまで着けていた。ナプキンはカテーテル後も微妙な出血があるため、付けていた。

治療記録……入院初日8/25

いよいよ今日から入院。

だけど午後からなので、午前中(12:30)までは仕事をする。適当にコンビニでご飯を買って家で食べる。持参物は用意できているので、少し休んで病院に向かう。

指定された14時半より前に到着しナースステーションに行くと部屋へ。

シャワーとトイレの付いた個室を希望していたのだが、希望の部屋は空きがなく、シャワーとトイレ無しの個室になってしまった。入院中に空きが出るだろうから、その時はすぐ部屋移動しますからねと言われる。ドア開ければ目の前がトイレなんだけど、やっぱ部屋にトイレは欲しい。

それらは無いものの、部屋はまるでビジネスホテルみたいで、洗面所と小さな冷蔵庫と、ハンガーのある木製クローゼットがある。

産婦人科だけしかない個人医院の病棟だからだろうか、ベッドや家具を見ても、まるで病院に来た感覚がない。ベッドサイドテーブルには体温計とボールペンとティッシュがある。コンセントもベッド近く。非常に快適。

 

着いてすぐリカバリー室に向かい、血圧、体温、剃毛。やはり剃るんだ……恥ずかしい。看護婦さんは慣れた手つきで進めていく。

今夜はゆっくり休んで欲しいので、寝る前の安定剤と胃薬をもらう。

シャワーは予約制なので、17時からシャワーの予約をする。

部屋での携帯はオッケー。

16時過ぎ、軽く診察、台に乗り触診と画像のみ。一瞬で終わる。

500mlのポカリをもらう。明日の6時〜10時までに飲み切る。

17時からシャワー。シャンプー、トリートメント、ボディソープ、ドライヤーは完備されていた。

 

18時からは夕食。

普通の食事。病院食じゃないくらい豪華で熱々。

21時以降は水分禁止なのでその前に貰った安定剤を飲む。

する事もないので21時過ぎ就寝。

ライブ用に買った耳栓がとても役立った。

治療記録番外編……指輪問題

入院するに当たり、ノーメイク、ノーマニキュア、指輪を外してきてねと言われる。

仕事柄マニキュアをしてないのでオッケーだが、左手薬指の結婚指輪、こいつが手強かった。

生涯外すことはないと思っていたので、ピッタリサイズのモノをはめていた。でも、いざ外すとなったらいけるだろうと思っていたのが間違いだった。

関節部分がどうしても引っかかって取れない。

石鹸、食用油、ダメ。

糸をクルクル巻いてゴリゴリ外せば取れると動画で見たのでそれも試す。ダメ。痛たたたーーー肌が死ぬ!!

さらに、やりすぎて指が腫れてどんどん抜けなくなっていく。

少し前にラジオのたまむすびで、赤江さんが指輪が抜けなくて消防署に駆け込んで切ってもらったというのを聞いたので、頭に浮かぶ消防署の文字……。

午前中仕事の合間を縫ってあらゆる手を試すがやっぱりダメ。

結局、消防署に電話を入れてから昼休みに行ってきた。

消防署なんて行くのは初めて。駐車場とおぼしき場所に入ると、職員の方がいらっしゃってこちらを見たので車の窓を開け「連絡して指輪を外しに来た者です」と言うと、こちらへどうぞと署内へ案内される。

事務所の机のトコに椅子が置いてあって、そこへ座ると、わいわいと職員の方が寄ってきて、私の指の様子を確認する。

「これならいけるかもしれない」

すぐ切るのかと思いきや、指をマッサージして、どうにかして取ろうとしてくれる消防士さん。

しばらくマッサージをして取ろうとするも、ダメ。でも石鹸で滑らせればいけそうだと、流し台に連れていかれ、台所洗剤を塗り、ぐーーーっと引っ張る。

「いけそう、あと少し、かな?」

「い、いてて……」

「ちょっと我慢してね」

指グググーーーっ……。

「い、いでででぇーーーあ、ありがとうございますーームリですーーーw」

はい、終了〜。

指のわずかな隙間にカッターを入れ、ギリギリと切る。一箇所切ったら切り込みの左右に紐を入れ、引っ張って取ろうとするも、シルバーが硬いのか取れない。もう一つ切り込みを入れて引っ張ったら、取れた!

 

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結婚指輪だから思い入れはあるけど、もう取れた方の喜びが大きくてありがとうございますと職員さんに感謝。

シルバーだったから良かったけど、プラチナだと切れないらしい。私みたいに指輪を外してほしいと来る人はいるのかと聞いたら、割といるし、私より酷い状態の人も来ると言っていた。

終わったら、指輪を外しにきた人専用の記録台帳のようなものに、住所と名前を書いて終了。

記録台帳には、私と同じように指輪外しで来た人の名前が書いてあってチラッと見たら、前の人は8月1日、へぇ、本当に結構来てるんだな。

 

割れた指輪を直せますか?と一応買った青い箱のブランドにメールをしてみたら、なんと一時間も経たずに返信が届く。一流ブランドの迅速さ。ちょっとした所だが、さすが。

現物をブティックに持参すれば、お直し可能かどうかの判断と見積もりを出してくれるらしい。落ち着いたら行ってみよう。直してくれるのならば、ピッタリサイズじゃなくて、付け外ししやすいようにある程度の余裕を持ったサイズにしてもらおう。

消防署の方々、本当にお世話になりました。

 

格闘した左手薬指は、腫れたのでシップを貼って一日経ったらだいぶ落ち着いた。

 

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結婚指輪を切ったけど、全然落ち込んでいなくて、大変だったよね〜と術前の楽しい思い出になっている。なにごとも経験だな。

ダイヤやカラーストーンの入っているプラチナ台の指輪じゃなくて良かった。それだったら、たぶん落ち込んでた……。

 

治療記録……術前の説明

手術前の説明が先生からあるので、旦那様と一緒に来てねと言われて、行ってきた。

婦人科へ行く前に、役所に行って高額医療費制度の保険申請。これで支払いの負担が軽くなる。国民皆保険の有り難み。皆様の税金のおかげ、ありがとうございます。今回は旦那の実家で全ての医療費を負担してくれるので助かったが(頭が上がらない!)、生命保険は掛けていたものの、その中に女性疾患を入れていなかった事を後悔する。終わったら保険の見直しをしよう。

 

予約の時間より少し前に婦人科へ。

旦那と一緒に診察室に入る。先生から初診に自分がどういう状態だったか、この前の血液検査の結果、超音波、MRI画像などの説明をして、それらを退治するための手術はどういう感じでやるのか、万が一、何かがあった時の説明(出血したら輸血、からの感染症、腹腔鏡手術だけど場合によっては開腹)など、散々脅されてきた。腹腔鏡手術とはいえ、腹に穴を開けるのだから、後から聞いてないよ!って患者から言われないために全てのリスクを説明するのだろう。怖くもなったが、まあ不安を感じたとこでなるようにしかならぬ。もう手術はするのだから。

 

筋腫は大きいのと小さいのが二個あった。卵巣も腫れている、子宮内膜症もあると言われ、もう私の女性器は女性疾患のデパートだった。そりゃ生理が重くなるわけで。

この後もし妊娠するような事があれば、出産の場合は帝王切開らしいけど、既婚だが私自身に妊娠する気はない。本当は子宮全摘で良かったんだけどな……。先生が勧めてこなかったから、結果部分切除だろう。

いろんな書類を持って帰って、その中のいくつかの書類にサインをして入院の時に持参するものもあった。クリアファイルが必須。ソーラグナログを観た時にもらったやつを引っ張り出して使う。神さまが守ってくれるクリアファイル、最高だな!でも私はロキが好きだから、何かいたずらをされないか心配だ。

 

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入院期間は7〜10日。ネットで調べたら5日くらいで帰れると思っていたので、意外と長かった。

入院中、何をしてすごそうかと思いながら、帰りにユニクロやドラッグストアに寄り、パジャマなどの諸々を買い込む。

Tシャツやブラトップに短パンというカッコで寝ていた私は、パジャマを持っていなかった。フォロワさんのアドバイスによると、前開きのパジャマがオススメとのこと。確かに腹に傷を付けるから上から脱ぎ着のTシャツよりも前開き服の方がよいだろう。長袖と半袖の二着買ってきた。

スキンケアは思ったようにできないと思うので、マスク一つで済むモノが、お試しサイズで売っていたのでそれをチョイス。サボリーノありがたい。

 

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予定の入院期間では、お試し分の5日分は足らない。家にあるオールインワンのサンプルを持って行こう。

フォロワさんにあった方が良いものを教えてもらったので、S字フック、フタが出来てストローで飲めるカップ、ふりかけを買ってくる。あとは、アイフォン のコネクターに挿して使えるイヤホン。

ケータイだけでは時間潰しにならないので、ペン字講座の本を買った。習字や字を書く事が好きなんだけど、ボールペン字が苦手で上手くなりたいと思っていたから良い機会だ。ボールペンの付録も付いている!オマケに釣られがちの人。

 

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あとは、手術前日25日の昼に入院を待つのみ。

前々日の23日は、最推し主演の映画が公開されるので公開日に観て、24日は有楽町でお笑いライブが入っている。

好きなものをいっぱい浴びて、元気をもらって、人生初の大イベントに挑みたいと思う。

 

 

 

子宮筋腫の治療記録……手術が決定するまで

半分死んでいた状態のブログを再開した。

今年2月から開始した子宮筋腫の治療記録を残しておこうと思ったから。これを書いている時も治療は現在進行形。ただ、治療の終わりは見えてきた。

8月26日、子宮筋腫の手術が決まったのだ。

 

 

ここに至るまでのお話。

もともと、生理痛や排卵痛が酷く、婦人科に行っても異常なしで帰されることが多かったのだけど、一昨年排卵痛が酷いので行きつけの婦人科へ行ったら、6センチの子宮筋腫が見つかった。

へそ下を触ったら、確かにゴロゴロとしたしこりを感じる。ほう、これが筋腫か。

そこの先生は、症状が酷くなければ、このまま温存して閉経まで待つ人もいるよ、と言ったので、その時はやっぱり手術は嫌だし、言うほど耐えがたい症状があるというワケでもなかったので、数か月に一度検診をして、経過観察でいこうという結論を出した。最初はきっちり三か月ごとに行っていたが、行ったところで進展はないし薬も出ない。生理痛酷いんだけど、と言っても市販薬飲んでね、的なアドバイスしかくれないから、結局行かなくなってしまった。

その後も、耐えがたい症状はないけれど、排便時につるような痛みはしょっちゅう、毎回生理の二週間前の排卵日辺りにから胃が気持ち悪くなって腹が張るのが生理まで続く、生理になれば生理痛が酷い、終わる頃から終わっても数日腹にガスが溜まったように張って辛い、二週間続く生理、みたいな症状がずっとあったので、生理痛専用の市販薬「エルペイン」が欠かせなくなった。

エルペイン、いいんだけど一箱に12錠しか入ってなくて、すぐなくなっちゃう。でも、今考えてみたら、すぐなくなるのは、やっぱり異常だったのだなと。

 

2018年12月、生理がとにかく終わらない。月の半分、ナプキンを使う。一旦終わるかな~と見せかけて、また普通量くらいの出血がある、みたいな感じ。

量が多い時はホントドバーッ。漏れが怖くて昼間でも夜用を付けていた。塊が出ると良くないとよく言うけど、塊なんて日常だから、おかしいと思わなくなっていた。慣れって怖い。

 

そしてついに我慢は限界に。

2019年2月8日(日にちをメモしてあった)

仕事を終えて夜ご飯を作るためにキッチンに立っていたら、腹がキリキリと痛み、あれよあれよという間に張る感覚と、耐えがたい痛みに血の気が引いてフラフラとソファに座り込む。

うう……となってるけど、いつもの排卵痛的な感じなのかと夫もそんなに気にかけない。

胃腸がおかしいから、こんな時はとにかく灸だ。

少し休んで若干痛みが引いたので、胃腸障害に効く足のツボにせっせとお灸をし、なんとか動けるようになった。マシになった、くらい。

突然の酷い痛みは、なんだったんだろう。でも時期的には排卵日っぽいから、排卵痛だなと自己診断。翌日は治っていたから、今月の排卵痛酷そうだな~と思ったら、10日の昼休み、キッチンに立ってたらまた同じ症状が起きた。今回は前回ほど酷くはなかったけど、それから地味な痛みと張りがずーっと続いて、右脇腹も痛い。夜寝てても痛みで熟睡できなくなる日も出てきて、これはさすがに病院案件だと腰を上げた。

いつも行っている婦人科は予約でしか診察してくれない。今すぐに診てほしい。そういえば、あそこに少し大きめの婦人科があったなと思い出し調べ、連絡を入れると、予約なしでいけると言われ駆け込んだ(今の病院)。予約しなくて行ける婦人科の有難さよーー!!しかも土曜午後もやってる!!助かる!!

問診と超音波。

「こぶし大だから、この大きさは手術を薦める大きさだよね」

うわー、手術かー。

筋腫が見つかった時は嫌だなと思ってた手術なのに、この時は意外にも手術しなきゃいけない現実をすぐ受け入れられた。

それくらい、しんどかったんだと思う。

 

まず、筋腫の大きさを確認するMRIを他の病院に予約。その時一緒に子宮体がん、頸がんの検査をした。実はMRIとガン検査の結果待ちの方が、精神的にしんどかった。何もなかったから良かったけど。

 

3月からはホルモン療法。

その月の生理が始まったら注射するから来てねと言われ、生理が来た日に婦人科へ行った。

腕にホルモンを止めて生理を来ないようにする注射を打つ。四週間に一度、できるのは6回まで。つまり半年間注射を打ちに行く。その間、生理が止まって骨がもろくなるから、骨粗しょう症の薬を同時に週一回飲む。ホルモンを止めたら、筋腫が小さくなるから、手術するのに小さくしてから取りましょうねって治療。

ホントに生理が止まるんかなと思ったら、翌月からピタリと生理がなくなった。もちろん排卵もないので排卵痛に悩まされることもない。え、生理ないのサイコーーー!!!

排卵痛が無いので、胃腸の調子がいい。常に気持ち悪くてあんなに欠かせなかった胃薬を、嘘みたいに飲まなくなった。私はずーっと胃腸弱くて苦しんでいた。元々胃腸弱子かと思ってたのは実はホルモンからくるものだったのかと確定した瞬間だった。

生理無くてヤッターと思ってたら、なんだか妙に夜汗をかいて目が覚めたり、動機がする。普段生活しててもぽわーって急に汗が出る。

擬似更年期だ!のぼせ!

あまりに汗が酷いので先生に相談して漢方を出してもらう。これが割と効果があった。

のぼせが気にならなくなった四ヶ月目くらいから、指がこわばって痛い。終わりに近づくと右膝が爆発的に痛くて曲げるのが辛い!ホルモン止めるとこんな弊害があったんだなと思った。

でも、更年期より、絶対生理ない方がいい。生理ってホント辛いなー。世の女性みんな、毎月の苦行、偉いよ。

 

8月初旬。6回目最後の注射を終え、いつ頃手術なんだろーって翌週に飲み薬をもらいに行ったら、看護婦さんに10月7日頃手術考えといて、と言われる。

実は10月、この時既にライブやイベントなどで予定がめちゃくちゃ入っていたので、10月の手術無理……来週別の病院でいいから9月にしてもらえないか聞いてみようと考えながら帰ったら、見慣れない番号で携帯が鳴る。

出たら婦人科だった。

私さえ良ければ、8月26日手術しませんか?と。

「やりますーーーーーーー!!!」

その場合、手術の前の週検査などで忙しくなるけどいい?

「全然大丈夫ですーーーーー!!!」

ありがてぇーーーー!!!!

トントン拍子で手術の日取りが決まった。9月は23日にお笑いライブが入ってるだけ(それでもちゃっかり入っているんだけど)。

この上ない最高の時期に手術を迎えられて本当にラッキーだ。

後日、術前検査で診察してもらった時、同じ日に手術したがってた人いたんだけど、キャンセルになってたまたま滑り込みで入らせてもらえたようなので、つくづく幸運だったみたい。

明日は旦那を引き連れて手術内容の説明。仕事が休みの火曜でまたまた助かった。入院は25日の午後らしいから、24日に入ってる都内のお笑いライブも行ける。

あまりに上手く事が回りすぎて怖いくらいだ(笑)。

 

さて、来週の今頃の私は一体どうなっているだろうか。