おぼえがき

エンタメと日常記録のブログ

子宮筋腫の治療記録……手術が決定するまで

半分死んでいた状態のブログを再開した。

今年2月から開始した子宮筋腫の治療記録を残しておこうと思ったから。これを書いている時も治療は現在進行形。ただ、治療の終わりは見えてきた。

8月26日、子宮筋腫の手術が決まったのだ。

 

 

ここに至るまでのお話。

もともと、生理痛や排卵痛が酷く、婦人科に行っても異常なしで帰されることが多かったのだけど、一昨年排卵痛が酷いので行きつけの婦人科へ行ったら、6センチの子宮筋腫が見つかった。

へそ下を触ったら、確かにゴロゴロとしたしこりを感じる。ほう、これが筋腫か。

そこの先生は、症状が酷くなければ、このまま温存して閉経まで待つ人もいるよ、と言ったので、その時はやっぱり手術は嫌だし、言うほど耐えがたい症状があるというワケでもなかったので、数か月に一度検診をして、経過観察でいこうという結論を出した。最初はきっちり三か月ごとに行っていたが、行ったところで進展はないし薬も出ない。生理痛酷いんだけど、と言っても市販薬飲んでね、的なアドバイスしかくれないから、結局行かなくなってしまった。

その後も、耐えがたい症状はないけれど、排便時につるような痛みはしょっちゅう、毎回生理の二週間前の排卵日辺りにから胃が気持ち悪くなって腹が張るのが生理まで続く、生理になれば生理痛が酷い、終わる頃から終わっても数日腹にガスが溜まったように張って辛い、二週間続く生理、みたいな症状がずっとあったので、生理痛専用の市販薬「エルペイン」が欠かせなくなった。

エルペイン、いいんだけど一箱に12錠しか入ってなくて、すぐなくなっちゃう。でも、今考えてみたら、すぐなくなるのは、やっぱり異常だったのだなと。

 

2018年12月、生理がとにかく終わらない。月の半分、ナプキンを使う。一旦終わるかな~と見せかけて、また普通量くらいの出血がある、みたいな感じ。

量が多い時はホントドバーッ。漏れが怖くて昼間でも夜用を付けていた。塊が出ると良くないとよく言うけど、塊なんて日常だから、おかしいと思わなくなっていた。慣れって怖い。

 

そしてついに我慢は限界に。

2019年2月8日(日にちをメモしてあった)

仕事を終えて夜ご飯を作るためにキッチンに立っていたら、腹がキリキリと痛み、あれよあれよという間に張る感覚と、耐えがたい痛みに血の気が引いてフラフラとソファに座り込む。

うう……となってるけど、いつもの排卵痛的な感じなのかと夫もそんなに気にかけない。

胃腸がおかしいから、こんな時はとにかく灸だ。

少し休んで若干痛みが引いたので、胃腸障害に効く足のツボにせっせとお灸をし、なんとか動けるようになった。マシになった、くらい。

突然の酷い痛みは、なんだったんだろう。でも時期的には排卵日っぽいから、排卵痛だなと自己診断。翌日は治っていたから、今月の排卵痛酷そうだな~と思ったら、10日の昼休み、キッチンに立ってたらまた同じ症状が起きた。今回は前回ほど酷くはなかったけど、それから地味な痛みと張りがずーっと続いて、右脇腹も痛い。夜寝てても痛みで熟睡できなくなる日も出てきて、これはさすがに病院案件だと腰を上げた。

いつも行っている婦人科は予約でしか診察してくれない。今すぐに診てほしい。そういえば、あそこに少し大きめの婦人科があったなと思い出し調べ、連絡を入れると、予約なしでいけると言われ駆け込んだ(今の病院)。予約しなくて行ける婦人科の有難さよーー!!しかも土曜午後もやってる!!助かる!!

問診と超音波。

「こぶし大だから、この大きさは手術を薦める大きさだよね」

うわー、手術かー。

筋腫が見つかった時は嫌だなと思ってた手術なのに、この時は意外にも手術しなきゃいけない現実をすぐ受け入れられた。

それくらい、しんどかったんだと思う。

 

まず、筋腫の大きさを確認するMRIを他の病院に予約。その時一緒に子宮体がん、頸がんの検査をした。実はMRIとガン検査の結果待ちの方が、精神的にしんどかった。何もなかったから良かったけど。

 

3月からはホルモン療法。

その月の生理が始まったら注射するから来てねと言われ、生理が来た日に婦人科へ行った。

腕にホルモンを止めて生理を来ないようにする注射を打つ。四週間に一度、できるのは6回まで。つまり半年間注射を打ちに行く。その間、生理が止まって骨がもろくなるから、骨粗しょう症の薬を同時に週一回飲む。ホルモンを止めたら、筋腫が小さくなるから、手術するのに小さくしてから取りましょうねって治療。

ホントに生理が止まるんかなと思ったら、翌月からピタリと生理がなくなった。もちろん排卵もないので排卵痛に悩まされることもない。え、生理ないのサイコーーー!!!

排卵痛が無いので、胃腸の調子がいい。常に気持ち悪くてあんなに欠かせなかった胃薬を、嘘みたいに飲まなくなった。私はずーっと胃腸弱くて苦しんでいた。元々胃腸弱子かと思ってたのは実はホルモンからくるものだったのかと確定した瞬間だった。

生理無くてヤッターと思ってたら、なんだか妙に夜汗をかいて目が覚めたり、動機がする。普段生活しててもぽわーって急に汗が出る。

擬似更年期だ!のぼせ!

あまりに汗が酷いので先生に相談して漢方を出してもらう。これが割と効果があった。

のぼせが気にならなくなった四ヶ月目くらいから、指がこわばって痛い。終わりに近づくと右膝が爆発的に痛くて曲げるのが辛い!ホルモン止めるとこんな弊害があったんだなと思った。

でも、更年期より、絶対生理ない方がいい。生理ってホント辛いなー。世の女性みんな、毎月の苦行、偉いよ。

 

8月初旬。6回目最後の注射を終え、いつ頃手術なんだろーって翌週に飲み薬をもらいに行ったら、看護婦さんに10月7日頃手術考えといて、と言われる。

実は10月、この時既にライブやイベントなどで予定がめちゃくちゃ入っていたので、10月の手術無理……来週別の病院でいいから9月にしてもらえないか聞いてみようと考えながら帰ったら、見慣れない番号で携帯が鳴る。

出たら婦人科だった。

私さえ良ければ、8月26日手術しませんか?と。

「やりますーーーーーーー!!!」

その場合、手術の前の週検査などで忙しくなるけどいい?

「全然大丈夫ですーーーーー!!!」

ありがてぇーーーー!!!!

トントン拍子で手術の日取りが決まった。9月は23日にお笑いライブが入ってるだけ(それでもちゃっかり入っているんだけど)。

この上ない最高の時期に手術を迎えられて本当にラッキーだ。

後日、術前検査で診察してもらった時、同じ日に手術したがってた人いたんだけど、キャンセルになってたまたま滑り込みで入らせてもらえたようなので、つくづく幸運だったみたい。

明日は旦那を引き連れて手術内容の説明。仕事が休みの火曜でまたまた助かった。入院は25日の午後らしいから、24日に入ってる都内のお笑いライブも行ける。

あまりに上手く事が回りすぎて怖いくらいだ(笑)。

 

さて、来週の今頃の私は一体どうなっているだろうか。